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頭痛の対策とケア

頭痛は突如やってきますね。
私は頭痛がするとなるべく横になります。

そうすると大分頭痛が和らぎます。
しかし、外出している時や仕事中にひどい頭痛がくると、そうはいきませんね。
そんな時は頭痛薬を飲みますが、そうすると今度は胃が調子悪くなったりします。

主な頭痛は、「筋緊張性頭痛」と「偏頭痛」に分けられるといわれています。
それぞれの対処法をご紹介いたします。


筋緊張性頭痛
背中を温めると効果的です。
広範囲に温めて血行不良を改善しましょう。

心身に受けるストレスによって、首や肩の神経や筋肉が緊張して血行がとどこおって頭痛がおこります。
こういった頭痛を「筋緊張性頭痛」といいます。

筋緊張性頭痛の特徴としては、
頭の後ろがジーンと傷んだり、頭全体が
しめつけられるように感じたり、あるいはヘルメットを
かぶったように重苦しい感じがしたりします。

このような不快感がひどくなってしまうと、
1日中悩まされてしまいます。
頭には、体全体を流れる血液の6分の1が
流れ込んでいくと言われています。

頭や首、肩周辺の筋肉が凝り固まってしまうと、
頭への血流が阻害され、頭は血行不良を起こします。

このような筋緊張性頭痛になったら、後頭部から首、肩、背中の上部までの広い範囲を温めましょう。
筋肉のコリがほぐれ、圧迫されていた神経もやわらぎ、血行が促されて、頭にどんどん新鮮な血液が
流れ込みます。
蒸しタオルや温シャワーなど、温める方法はなんでもOKですが、神経も休まる方法がおすすめです。

<寝転んで蒸しタオルをあてる>

うつぶせに寝て、たたんだ蒸しタオルを後頭部から背中にかけます。
タオルが薄いとすぐに冷めてしまうので、小さくたたんでビニール袋に入れた蒸しタオルをもう1枚、
手元に用意しておきましょう。

<温湿布を貼る>

大き目の温湿布を2〜3枚並べて、後頭部から背中までをカバーします。
外出するときには、洋服の下に隠れる範囲に温湿布を貼っておくだけでも、かなりラクですよ。

<温シャワーをあてる>

後頭部から背中にかけて、熱めのシャワーをかけましょう。
マッサージ効果も加わって首や肩の緊張がとけ、とてもいい気分でリラックスもできます。


偏頭痛
一方、頭の片側やこめかみあたりがズキンズキンと脈打つように痛むのは偏頭痛。
偏頭痛は、頭の血管が急激に拡張して起こります。

その原因ははっきりわかっていませんが、ストレスや疲れ、睡眠不足、体質などが考えられています。
偏頭痛が起こりがちの人は、十分な睡眠をとり、規則正しい生活をして、ストレスや疲れをためないように
心がけることがもっとも重要です。

もし偏頭痛が起こったら、後頭部を冷やして、拡張した血管を収縮させることをおすすめします。
できれば、痛みがおさまるまで安静にしていたいものです。
頭痛がしている間は、お風呂も控えた方がいいでしょう。

<熱さまし用の保冷剤で冷やす>

うつぶせに寝て、風邪を引いたときなどに使う保冷剤を後頭部にあてましょう。
冷やす場所は、後頭部の丸みの下側です。

<冷たい缶ジュースをあてる>

オフィスや外出先で偏頭痛が起こったら、自動販売機で冷たい缶ジュースを買い、後頭部にあてましょう。
コンビニエンスストアが近くにあれば、氷を買ってハンカチなどに包んで利用しましょう。




<ストレスをためない>

頭痛は、どちらの場合も大切なのは、十分に休養をとってストレスを解消し、心身の疲れを取り除くこと。
頭痛がクセにならないように、睡眠は十分にとりましょう。

<頭や首、肩のこりをほぐす>

頭痛は肩こりとつながっていることがあるようです。
慢性的な肩こりを抱えている人は、頭痛の持ち主が多いようです。
根を詰めて事務作業をこなしたり、車の運転などで同じ姿勢を長時間していると頭部の血行が悪くなり、
首や肩に負担がかかります。

ふだんから、ストレスを解消するよう心がけ、血液の通り道である首や肩のこりをほぐし、
血液の循環をスムーズに保ちましょう。
頭皮マッサージや、首を回す体操なども効果的です。
また、栄養に気を配ってストレスに強い体質に改善するのもおすすめです。

<パントテン酸を摂取してストレスに強い体質に>

副腎の働きを強化して、ストレスに強い体質に導いてくれる栄養素が、パントテン酸。
レバーや納豆、サケ、イワシなどに多く含まれていますが、ふだん、これらの食材をあまり好んで食べて
いないという人も多そうですね。
頭痛持ちの人はたっぷりととるように心がけましょう。

頭痛は、痛みがひどいときは市販の鎮痛剤を飲むしかありませんが、鎮痛剤を飲んでもなかなか
痛みがおさまらなかったり、胃が荒れるなどの副作用が強く出る場合は、服用をやめて医師に相談し、
自分にあった薬を処方してもらいましょう。

こんな場合はすぐ病院へ!
急な激痛や吐き気をともなう場合は、深刻な病気かもしれません。
脳にはさまざまな神経が集まり、体の機能のすべてをコントロール
しています。
とても重要な部分なので、ちょっとの異変も見逃してはいません。

たいていの頭痛は、筋緊張性頭痛や変頭痛などの慢性的なもので、それほど心配はいりませんが、
中には脳などの病気のサインである場合もあります。

また急激に割れるようなひどい頭痛がしたり、高熱をともなって激しい痛みが起きたり、日ごとに痛みが
激しくなっていったり、吐き気や嘔吐、冷や汗、手足のしびれなどをともなっていたりする場合は要注意です。

やや頭を高くして安静を保ち、すぐに病院へ向かいましょう。
甘く見ていると、深刻な病気が進行してしまうこともあります。

大げさなくらいに考えて、早めに手を打ちましょう。
頭痛がおさまらない場合やひどい時はこんな病気が考えられます。

<高血圧症>

いわゆる高血圧でも、頭痛が起きます。
高血圧は生活習慣病ともいえますが、放っておくとさまざまな合併症が起こるのでそのままにしては
いけません。
早めに医師に相談しましょう。

<クモ膜下出血・脳出血>

急激にひどい痛みが起きたり、嘔吐や吐き気がともなう場合は、脳の中で出血が起こっている可能性が
あります。
過労やストレスがひどいときには要注意です。
すぐに病院へいきましょう。

<髄膜炎(ずいまくえん)>

細菌やウィルスなどによって起こる病気。
激しい頭痛とともに発熱や嘔吐といった症状があったら要注意です。
進行すると意識障害や痙攣(けいれん)などをひきおこします。



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